行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
無料には力がある。何かを無料にする。買物の一部を無料にする。
価格はアンカリングされる。最初に遭遇したアンカーが長いあいだ多くの決断に影響を与え続ける。価格の高いスターバックスは、入店の経験が他とは違ったものになるように(たとえば高級感)、できることはすべてやった。
より高い給料、より多くの収入、より多くの消費は、モティベーション向上にそれほどつながらない。社会規範(いっしょに何かをつくりあげる興奮など)のほうが市場規範(昇進ごとにだんだん増えていく給料など)より強い企業(とくに新興企業)のほうが、従業員のやる気を引き出す。
予測はビールの味を変える。あらかじめ味がまずいと教えると、人々がそれに賛同することになる可能性が高い。
雰囲気が高級なら味も高級に感じる。自分の料理に異国風でしゃれた感じのするちょっとしたものを加えればよい。
価格は経験を変化させる場合がある。値段高い栄養ドリンクを飲んだ人の方が、安売りの栄養ドリンク(モノ自体は同じ)を飲んだ人より疲れが少ないと報告した。おなじ偽薬でも値段が高い方が効き目がある。
Amazon.comのBest Book of 2008「ビジネス・投資」部門で読者の選んだ本のNo.1に輝いたそうです。
本の帯には、ノーベル経済学賞受賞者の推薦の声が並んでいます。
人間の行動や決断には、非合理的なところが相当にある。
おもしろい本ですよ。
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